一期一会 
10/10/28, 12:27 PM
一期一会

昨日、ひょんなことからこの言葉の意味を今頃になって初めて知ることとなった

「同じ会がまた開かれてもそこにいる人たちが同じとは限らない

人との出会いはその一度きりだと思って誠心誠意に接せよ」

とても素晴らしい言葉だ

今日から僕も、人と出会ったときには「誠心誠意」を心がけよう

たった四文字だけなのにこれほどまで暖かい言葉が他にあるだろうか

なんだか外に出るのが楽しみになってきた



「遠き道 秋空を見て いざ進む」

こんな句が頭に浮かぶ今日この頃です
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兄弟と呼べる友 
10/10/26, 01:49 PM
昨日、友の墓参りに行って来た

自身、報告相談したいこともあり、友が吸っていた煙草をみやげに持って行った

朝早かったこともあり、お寺には清掃業者が2.3人いるだけで、あたりは異様に静かな雰囲気だった


語り合うことは出来なかったが、きっと想いは通じたはず


故郷の友へ、感謝と哀悼の念を



あいつも生きていれば来週には32歳
祝福されて当然の人間だった

2010年 10月の連休 
10/10/11, 06:14 PM
この連休はもしかしたら僕の人生の分岐点だったのかもしれない。

「感化される」という言葉の意味をこれほど率直に感じたのは初めてだ。




僕の心は今、とてつもなく混沌とした深い霧の中でゆっくりと大きく揺れ動いている。
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ハンバーグ 〜幸せの瞬間〜 
09/11/23, 01:06 AM - 一般



一昨日、夕食を食べにハングリータイガーに行ってきた

横横自動車道を北に登り日野インターで降りる

突き当りを右折し、少し行ったところにその神殿は見えてくる

駐車場に車をとめて降りた瞬間に匂うジューシーなハンバーグの香り

800℃の炭火で加熱されたフットボールハンバーグが「ようこそ」と歓迎している

「さあ、解放の時だ」入り口に辿り着くまでに生きている実感をたっぷりと味わう

受付に記帳を済ませ、ゆっくりと来たるべく「その時」を待つ

テーブルに座るまで1〜2時間かかるのは当たり前

その先にある幸福を考えれば、そんな時間はたいしたことはない


しばらく待ち「その時」が来た
場内アナウンスの呼び出しの声に痙攣してその場に倒れこむ

『人が人でなくなる・・・いや人が最も人らしくなれる瞬間がくる』
そう思うといてもたってもいられなくなり、最後の力を振り絞り、遠吠えにも似た叫び声をあげながら、案内人のところまで激走する

席に着くや否や「冒険の書」を手に取る

ここに来た理由はただひとつ「最高のハンバーグを食べに来た」ということだけだ

それ以上でもそれ以下でもない

もともと決まってはいたが、念のため「書」に書いてある「ダブルハンバーグ」の文字を確認する

迷わず案内人に叫ぶ
『ダブルハンバーグご飯大盛』


・・・それからもう3時間は待っただろうか
実際の時間は15分やそこらなんだろうが、いやにながく感じたことを覚えている

鉄板の上に乗った「ヤツ」がコチラに向って近づいてきた

『ジョシューッ!シュパーッ!』
「ヤツ」は鉄板の上で音を立てて踊り狂っていた

音と踊りの芸術に場内は、ミュージカルのような雰囲気に包み込まれていった

案内人はこちらが浸っている余韻など気にもせず、「ヤツ」にナイフをいれた

ダブルだった「ヤツ」はクアドラプルへと変貌を遂げた

特性ソースをトロリトロリ「ヤツ」に浴びせる

『ジョシューッ!シュパーッ!』
まるでアンコールに応えるかのように再びミュージカルがはじまった

防御シールドを高々と上げ、「ヤツ」からの攻撃に備える

シールドの影に写る欲望の塊、完全体になろうとしている「ヤツ」が最後の進化への準備をしている

少し早めにシールドを下ろし、出来上がった「ヤツ」をいただく

噛み砕くとともに溢れる肉汁

ソースと肉のハーモニーを楽しむ間もなく次の肉にフォークが伸びる

笑顔が止まらない フォークも止まらない



世界一の幸せ者は自分だと確信した時であった
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宇宙その神秘なるもの 
07/5/24, 10:08 PM - 一般

はるか昔、人々は宙(そら)に散らばる星々に自らの運命を読んでいた。
星に願いをかけ、未だ見ぬ明日を、不確かな自分の将来を占っていたのであった。

歴史がはじまり学問が生まれた。宇宙の解明は知識人の興味を引き付けるには格好の存在であった。
2世紀頃、天動説が提唱された。
(2世紀頃の天動説とは。この説には紀元前4世紀頃のアリストテレスによる宇宙説なるものなどもあるが、一般的なクラウディオス・プトレマイオスの天動説の事である)
簡単に言うと、空を見上げて東から西に沈む太陽の動きや、星の位置の決まった変化などを見て、すべての天体が地球中心にまわっているという説である。現在の地動説に近い考えもあったが、この頃はまだ天動説が主流であった。

天文学者たちにより未知なる宇宙が少しずつ解明されてきた。

16世紀、ニコラウス・コペルニクスの地動説の提唱。天文学革命の火蓋が切って落とされた。
宗教には天動説の考えで構成されている部分があって、当時は地動説に関して論争や弾圧などがあった。いまだに天動説を信じている者もいるらしいが。
宗教と科学の不和の始まりでもあった。

17世紀、ガリレオ・ガリレイの天体観測による星界の報告。ヨハネス・ケプラーの天体連動、楕円軌道の発見(ケプラーの法則)。アイザック・ニュートンの万有引力の法則。
その他、数々の天才達により地動説が不動の地位を得た。
これら偉大な学者達のおかげで、いまでこそ人々は自分たちが踏みしめる地球の位置などの太陽系のイメージを頭の中に描く事ができるようになったのだ。

20世紀、遂に人類は地球外の天体に到達した。アポロ計画19690720である。(これにはコンスピラシーも多く存在するが私は事実であったと信じている。)

それ以降21世紀、現在まで飛躍的に宇宙の解明が進み、素人の私にはイメージとしてしか捉える事ができないくらいそれの真相が見えてきた。

ハッブルの法則
これにより宇宙は膨張を続けている事がわかった。その法則によって宇宙の年齢が解明された。
元素合成によるビックバン理論である。
137億年、地球の誕生は91億年後、生命の誕生は99億年後の事である。
人類の誕生に至っては136億9500万年後である。
膨張を遂げた後、収縮していくという説もあるが恐ろしすぎてこの説は否定したいものだ・・・

太陽系、銀河系、銀河団、1億光年以上の面積を持つと言われる超銀河団。
太陽系は宇宙の極々一部にすぎないという説。

四次元
アルベルト・アインシュタインの相対性理論
宇宙には果て(端)は無いが、外があるという事。宇宙の果て(端)とは、宇宙を球に例える。球の球面をグルグル回っても果て(端)が無い。球の表面(面積)は有限であるが果ては無いという事だ。宇宙が膨張を続けているという事はその球自体が大きくなっているというイメージだ。
宇宙を三次元の考えで果てを探しても四次元から見れば球の周りを回っているだけしか見えないという事である。
これを推奨する説で、実際どこまでも見れる事のできる望遠鏡で宇宙を見ると自分の後頭部が見えるであろうという説がある。
球面から離れれば外に出るという事だが三次元の私には全く想像ができない。四次元とは時間が関係しているらしいという説もある。
現在、宇宙の外に行く研究が進められている。早く外が見たいものである。
三次元に住む私達が、はたして四次元の世界を理解する事ができるのであろうか。なぜなら二次元の縦と横の世界の者が後ろと前など考えもしないのと同じ事で、三次元の私達からは想像もつかない世界であるからだ。

天文学・・・・宇宙から見ればチリにも満たない人間達が互いに夢を抱き、その真相を究明する素晴らしき最高峰の学問。
私は宇宙の全貌が解明される日が来て欲しいとは勿論思うが、その思いとは裏腹に未知の存在であって欲しいという思いもある。
宇宙の神秘はいつの時代も無くてはならないものである。

果てなく永い宇宙の歴史には人類の様な文明、いやそれ以上の文明を持った者達が他にも数多く存在していた事であろう。
もしかしたら人類と同じ様な文明を持った者達が今も、今日に悩み、明日に希望を抱いているかも知れない。
実は太陽系の小さな惑星に彼らが存在し、近い将来彼らと接触する日が来るかも知れない。
只一つ言える事はどの者達も時間だけは操る事はできなかったという事だ。
いや、できていたのであろうか・・・すでに想像もつかないくらい昔に解明されていて、何がしかの理由で封印されていた(いる?)のかも知れない。
それらの者達が残した軌跡は宇宙のどこかに今も存在し、その文明を受け継ぐ者を待望しているに違いない。

宇宙、何とも神秘なるものであろうか。想像が尽きない人類永遠の夢である。
こうしている今も私は夜空を見上げてそこに浮かぶ星々を眺め、幻想に興じている。



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